松山城

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愛媛県松山市の中央部にある標高132mの勝山にそびえ立つ松山城

松山市内のどこからでも見ることができるこの城は、慶長7年(1602年)に加藤嘉明により築城され、加藤家、蒲生家、松平(久松)家

と城主を変えて明治に至りました。

現在の天守閣(大天守)は安政元年(1854年)に建てられたもので、いわゆる現存12天守の一つです。

金亀城、勝山城という別名もあります。

 

 

では早速、登ってみましょう。

歩いても10分ほどで登ることができますが、麓から登山用のロープウェイとリフトが出ていますので、これに乗ると便利です。

 

ロープウェイ、リフト降り場から少し歩くと巨大な石垣(高石垣)が見えてきます。

関ヶ原の戦いの後、すぐに建てられたこの城は「戦う城」のイメージが強く、この高石垣にもそれが現れています。

 

松山城には天守閣以外にも多くの建物、門が残っていたり、復元されたりしており、本丸へ向けて登っている最中に見ることができます。

 

戸無門

太鼓櫓

 

さあ、本丸に到着です。

中央に見える松山城天守閣は大天守の他に小天守、隅櫓(すみやぐら)、そして複数の門をつなげた連立式天守となっています。

では天守閣に入ってみましょう。

天守閣は有料(¥510)となっています。

また入場できる時間が定められていますので、ご注意ください。

営業時間についてはこちらをご覧ください。

 

松山城大天守

大天守は三重三階地下一階の層塔型天守となっています。

建築当初は五重でしたが、寛永19年(1642年)に松平定行が三重に改築しています。

改築理由については地盤の弱さへの対応、江戸幕府への遠慮等、諸説があります。また、最近の研究では改築時に天守台を移築した可能性が指摘されています(2009年10月25日愛媛新聞より)。

その後、天明4年(1784年)に落雷により消失した後、安政元年(1854年)に再建されました。

 

大天守への入り口は地下一階、すなわち石垣にあります。

 

天守閣内は博物館となっています。

こちらは天守閣にある石落。まさに「戦う城」です。

 

さて、大天守の最上階(3階)に着きました。ここからは松山市内全域が見渡せます。

 

南側:松山市中心街(大街道銀天街松山市駅)方面

 

西側:JR松山駅松山空港、松山港(三津浜港松山観光港)方面

 

北側:愛媛大学松山大学方面

 

東側:道後温泉道後公園石手寺方面

 

連立式天守閣内には天守そのもの以外にも見所があります。

こちらは仕切門内塀(しきりもんうちべい)です。大天守と同じ安政元年(1854年)に再建されたもので、たくさんの狭間(さま)があります。

 

こちらは天守への入り口にある「一ノ門」です。この様な江戸期から残る21個の建物、門重要文化財に指定されています。

 

さて、本丸跡にはこんなお茶屋さんもあります。

こちらは名物の「いよかんソフトクリーム」。

伊予柑の粒が入っていて、とても美味しいです。

 

松山城の本丸から続く山道を降りると麓にある二之丸の跡地(二之丸史跡庭園)へ行くことができます。

本丸から約5分ほどで二之丸に着きます。

 

こちらが「松山城 二之丸史跡庭園」です。

松山城では二之丸が藩主の生活の場として利用されていました。

現在は建物はほとんど残っていませんが、跡地を庭園として整備しています。

二之丸史跡庭園は最近、「恋人の聖地」として認定されました。

よくここで結婚式用の写真撮影をしています。

(「恋人の聖地」となった経緯についてはこちらをご覧ください。)

 

こちらは大井戸の跡地です。

 

二之丸史跡庭園を出ると三之丸の跡地である城山公園が広がっています。

城山公園内には松山市民会館愛媛県美術館愛媛県立図書館NHK松山放送局等があります。

またここでは各種イベントが開催されます。

 

こちらは城山公園の周りにあるお堀。市民の癒しスポットです。