絵金祭り

[English]

 

絵金祭り」は高知県香南市赤岡町で毎年7月の第三土曜日・日曜日に開かれるお祭りです。

絵金というのは「町絵師 金蔵」の略で、幕末から明治にかけて活躍した浮世絵師 弘瀬金蔵のことです。

 

弘瀬金蔵は文化9年(1812年)に土佐に生まれ、幼少から絵の才能を発揮、若くして土佐藩家老桐間家の御用絵師となりました。

その後、贋作事件に巻き込まれ、御用絵師の座を追われ高知城下から追放されます(諸説あり)。

しかしかえって身軽な町絵師になったことから自由に才能を発揮できるようになり、いつしか赤岡町に定住。

町民に頼まれるがままに歌舞伎を題材とした芝居絵屏風を多数描きました。

昭和52年(1977年)になって、地元の商工会が町おこしの為に、赤岡町・須留田八幡宮の神祭にならい毎年7月の第三土日に絵金の芝居絵屏風を飾る様になったのがこの絵金祭りです。

 

19:00になると絵金の芝居屏風絵が飾られます。

20:00前になると陽も落ちてろうそくの火に照らされて幻想的な風景を描き出します。

絵の所有者が絵の内容について説明をしてくれます。

町の沿道には屋台が立ち並んでいます。 提灯の灯がお祭りの雰囲気を盛り上げます。

屋台で見つけた高知県香南市赤岡町の地酒"豊能梅"(高木酒造)です。

"土佐の夏吟醸"というフレーズで売られていて、夏にぴったりのあっさりした辛口の純米吟醸酒です。高知名物"鰹のたたき"にもぴったりです。

 

こちらは赤岡町にある老舗和菓子店の「西川屋」です。

西川屋の創業は元禄初年(1688年)まで遡ります。

西川屋は絵金祭りが行われる通りにあり、江戸時代の美術品を多数所蔵していて見学することができます。

写真は「和菓子と抹茶のセット」(¥500)です。

和菓子は複数ある中から選択できます。このお菓子は「かのか」という栗のお菓子です。

 

こちらは「絵金蔵」。

普段、絵金の絵はこの中に所蔵されています。

 

絵金蔵の隣には芝居小屋「弁天座」があります。

絵金祭りの時には町内の人により、絵金の芝居屏風絵の素となった歌舞伎が演じられます。 その他にも定期的に歌舞伎や狂言、落語等のイベントが開かれています。

 

ライブ会場ではベリーダンスやビンゴ大会が行われていて、すごく盛り上がっています。